震災直後の建物の危険度を判定するボランティアに登録しました
先週10/16に応急危険度判定員養成講習会に参加してきました。
前の会社では東日本大震災と熊本地震で自社物件の被災度区分判定と復旧計画に携わった経験がありましたが、震災から1週間ほど経ってから現地に行くと既に建物に緑黄赤の張り紙が貼ってあって、初動の早さと客観的な判定に感心したのを覚えています。
応急危険度判定の目的は、二次災害の防止です。余震で建物がつぶれないか、瓦が落ちてこないか等の危険を知らせるために建築技術者が見て回ります。一方で、被災地に行った経験から思うことは、悪環境であっても住めるところをできるだけ多く確保する必要があるということです。安全確保のために危険寄りに判断すると困る人がたくさん出てしまう。「大丈夫です」と言うのは勇気がいることですが、技術者だからこそ判断できる部分だと思います。
東京都では、ボランティア登録数は1万3千人を超えているとのこと。建築士の意識の高さに頼もしさを覚えましたが、首都直下地震が起こると約45万棟の建物被害が出る予想がされており、みんなでやっても全然終わらない・・・と改めて東京の密度を実感しました。
このボランティア登録証を使う機会が無いことを切に願いますが、自分の仕事や知識が人のためになる、ある意味見せ場なので、しっかり備えておきたいと思います。若い建築士の皆さんも是非地元のボランティアにご参加ください。
