ツーバイフォー構造設計のシンシア構造計画

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「鉄筋コンクリート構造保有水平耐力計算規準」改定講習会【期間限定オンデマンド配信】

「鉄筋コンクリート構造保有水平耐力計算規準」改定講習会【期間限定オンデマンド配信】を受講しました

コロナ禍で、講習会関連が配信形式になったのはとてもありがたいです。
先日JSCAのシンポジウムもライブ配信で拝見しましたが、なかなか夕方から出かけるのは難しいので助かりました。
今回の講習会も、期間限定でオンデマンド視聴ができ、しかも1.5倍速で再生できたので、ぎゅっと詰まった勉強ができました。脳みそフル回転です。

知らなかったので驚いたのが
・パネルゾーンの降伏がかなり梁の全塑性モーメントを落としてしまうという実験結果と
・腰壁垂れ壁付き梁の塑性変形能力の低さ
です。

それにしても、パネルゾーンのせん断補強筋比はどうあるべきなんでしょう。
RC規準は昔から0.2%、靭性保証は0.3%で、2015年の基準解説書は靭性保証に従うべきだと記載されていて、積極的に行政指導が入っていたと思いきや、2020年版基準解説書になってRC規準(2018)に従うように変わっているようで。そこへきて今回の学会規準は更にせん断補強筋比を上げないとFA部材にならないときた。
実験結果を出されると今回の学会規準が正しいようにも思えますけど、実際にパネルゾーンにそんなに配筋できるのかなと。ただでさえ主筋が交錯してとんでもないことになっているのに。梁せいがあると中子筋を入れる施工手順的にも苦しそうです。

袖壁が付いた柱もスリット壁が取り付いた梁も、どう頑張ってもFB部材にしかならないというのは困ってしまいます。柱はスリット入れて袖壁除けますけど、梁はねぇ。

今回の規準、はじめは現行法令でFA部材にできないものをFA相当とするための規定が出てきてありがたいなと思ったのですが、蓋を開けてみると接合部にしろ壁付梁にしろ、RC建物は本当に靭性に富んだ応答になるかわからないからFBで設計しておこうよと促されているような気がしました。
今後設計方針に悩みそうです。もうちょっとじっくり読み込まないといけませんね。

日々のできごと   2021/02/06   sincere
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